【作品紹介】進撃の巨人
作品について
『進撃の巨人』
作者は諫山創先生です。
本作は作者のデビュー作である
読み切り版『進撃の巨人』が原型となっています。
2009年9月から2021年4月にかけて
『別冊少年マガジン』にて連載されており
全139話、単行本は全34巻で完結しています。
受賞歴
2010年「このマンガがすごい!2011」オトコ編1位
2011年 「第35回講談社漫画賞少年部門」受賞
テレビアニメ化も決定しており、
そのアクションシーンの迫力から全世界で話題を呼びました!
制作はWIT STUDIO (第1期〜3期)、MAPPA (The Final Season)が手がけています。
WIT STUDIOでは立体機動装置のアクション
MAPPAでは巨人のアクションがそれぞれ重視されている印象です。
テレビアニメ放送時期
- 2013年4月〜9月 進撃の巨人 第1期
- 2017年4月〜6月 進撃の巨人 第2期
- 2018年7月〜10月 進撃の巨人 第3期 Part.1
- 2019年4月〜7月 進撃の巨人 第3期 Part.2
- 2020年12月〜3月 進撃の巨人 The Final Season Part.1
- 2022年1月〜 進撃の巨人 The Final Season Part.2
The Final Season Part.2は近日放送ということで非常に楽しみですね!
テーマ・ジャンル
『進撃の巨人』では
- ダークファンタジー
- アクション
- 戦争
が描かれています。
あらすじ
主人公・エレン、幼馴染のミカサ、アルミンは
三つの巨大な壁に囲まれ百年間平和が守られてきた離島・パラディ島のシガンシナ区で暮らしていた。
エレンは「壁の向こう側」そして壁外調査を行う「調査兵団」に強い憧れを抱く。
いつものように薪を拾い、家族と食事をし、幼馴染三人で集まっていたエレンたちだったが
その平穏な日々は突如として奪われた。
ーー「巨人」襲来
壁を破り壁内に侵入した巨人たちによって人々は捕食され領土は陥落してしまう。
エレンは全てを奪った巨人に対し強い復讐心を抱くが為す術無く
ミカサ、アルミンとともに船に乗りトロスト区へと逃れる。
そして彼らは巨人を駆逐すべく「調査兵団」に入団する決意を固めるのだった。
主人公たちの目的・キーワード
主人公たちの目的は
- 巨人を一匹残らず駆逐すること
- 壁の外に広がる美しい世界を見ること
- 平和と自由を実現すること
エレンをはじめとする調査兵団は
「巨人への脅威に支配されない自由な世界」
を望んでいます。
その証こそ調査兵団のエンブレムである
「自由の翼」です。
キーワードは
「壁」「巨人」「調査兵団」「戦え」「自由」
どれも終盤で深掘りされていくものなので
ここではあまり言及できませんが
少しだけ補足をしておくと
「調査兵団」は壁外調査のほか
「立体機動装置」という対巨人兵器を用いた
巨人との戦闘も行っています。
エレンたちは104期生の訓練兵として入団しており
互いに同期との親睦を深めています。
見どころ
『進撃の巨人』の見どころとしては
- あざやかな伏線回収
- アニメでの見事なアクションシーン
- 得体の知れない脅威に反撃する調査兵団
- 主人公と幼馴染三人、104期生との絆
- 進み続けるエレン
- 正義同士の戦い
- 複雑ゆえに考察しがいのあるストーリー
が挙げられます!
「なぜ壁が創られたのか」
「巨人とはどういったものなのか」
「なぜ壁は壊されたのか」
など謎のままだったことが読み進めることで
明らかになり繋がっていく大変味わい深い作品です。
また、物語の後半である「マーレ編」では
舞台や世界観がそれまでと大きく変化しており
「外の世界から見た主人公たち」や
「それぞれの正義」に焦点が当てられ
物語が展開されます。
物語前半との違い、主人公たちの成長も
ぜひ注目して観ていただきたいポイントです。
原作とアニメの構成の違い
一部キャラクターのセリフや容姿(髪の色・瞳の色)が異なるほか
訓練兵時代のエピソードがアニメでは時系列順となっていたり
アニメからの逆輸入で追加された描写・デザインがあったりと、
アニメと原作のそれぞれに魅力があります!
まだ観たことがないという方もぜひアニメと原作両方をご覧いただけると
新たな気づきやこだわっている描写を見つけられるかもしれません!
今回は『進撃の巨人』をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
作品の魅力が十分に伝わっていれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!