【作品紹介】新世紀エヴァンゲリオン
作品について
こちらはGAINAX・カラー制作のオリジナルアニメーションです。
監督は庵野秀明氏 他
が担当しています。
1995年10月4日から1996年3月27日にかけて
テレビアニメ(全26話)が放送された本作は
その爆発的な人気から
「社会現象」とまで評されました。
その後、1997年に
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
の二作が公開され、物語は一度完結します。
物語完結から10年目を迎えた2007年。
本作のリメイク『新劇場版』が始動します。
発表段階では
『新劇場版 REBUILD OF EVANGELION』が
仮題となっていた他、
前編を「序」
中編を「破」
後編を「急」として制作が進行しており
完結編の制作は未定でした。
(出典: 映画.com
https://eiga.com/movie/34139/special/2/ )
実際には
2007年に「序」
2009年に「破」
2012年に「Q」が順次公開され
2021年(今年)には
「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」にて
完結が描かれています。
新劇場版タイトル一覧
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇
テーマ・ジャンル
が描かれている作品です。
14歳の少年少女が特務機関NERVの保有する
汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」の
搭乗者となり「使徒」と戦う物語であり
セカイ系の原点とも呼ばれています。
セカイ系というジャンルの定義は諸説ありますが
「主人公とヒロインまたは
主人公周辺の人物との関係性が
世界規模の問題にかかわる」
といった内容の作品が分類されているようです。
主人公たちの目的・キーワード
主人公たちの目的は
主人公たちの所属組織NERV(ネルフ)は
対使徒においては強い権限を持っています。
しかし、NERVの司令官・碇ゲンドウは
秘密結社SEELE(ゼーレ)と結託しており、
「人類補完計画」を遂行しています。
この計画の全貌は物語のカギとなっています。
キーワードは
「アダムとリリス、リリン」
「チルドレン」
「エヴァの呪縛」
「Wille(ヴィレ)」
第1使徒「アダム」は
初号機以外の全てのエヴァンゲリオンの基となっています。
生命の実と永遠の命を持ち
地球に楽園を築き、他の使徒達と平和に暮らすために存在しています。
(出典: ciatr[シアター]
https://ciatr.jp/topics/317788 )
使徒以外の知的生命体を生み出しています。
これが「リリン」すなわち人類です。
知恵の実を持ち
NERVの目的である「人類補完計画」に利用されています。
(出典: ciatr[シアター]
https://ciatr.jp/topics/317788 )
チルドレンとは
ファーストチルドレン
セカンドチルドレン
惣流・アスカ・ラングレー (旧劇)
式波・アスカ・ラングレー (新劇)
サードチルドレン
フォースチルドレン
鈴原トウジ (旧劇)
真希波・マリ・イラストリアス (新劇)
フィフスチルドレン
旧劇場版と新劇場版とでは
チルドレンや彼らにまつわるストーリーが
変化しています。
エヴァの呪縛とは
新劇場版「Q」より登場する概念であり
新劇場版「破」から「Q」までの14年間
成長が止まったエヴァチルドレンのことです。
Wille(ヴィレ)とは
新劇場版「Q」より登場する反NERV組織であり
元NERV指揮官・葛木ミサトが発足しました。
フォースインパクトを阻止すること
NERV製の全エヴァンゲリオンを殲滅すること
を目的としています。
Willeの主力兵器は巨大戦艦・AAAヴンダー。
見どころ
エヴァンゲリオンの見どころは
が挙げられます!
原作とアニメの構成の違い
オリジナルアニメーションの本作ですが
実はテレビ放送に先立つ1994年12月より
『少年エース』にてコミカライズ版 新世紀エヴァンゲリオンが連載されていました。
こちらはキャラクターデザインを担当している貞本義行氏による作品です。
連載開始から19年後 (2014年11月)に単行本最終巻が発売され、全14巻で完結しています。
コミカライズ版では
真希波・マリ・イラストリアスの出自が明らかになっていますので
ファン必見の内容となっております!
- コミカライズ版
- テレビアニメ版
- 旧劇場版
- 新劇場版
それぞれでストーリー終盤の展開が異なるので
同じ作品でも
「どのストーリーが一番好みなのか」
意見が分かれるでしょう。
作品内の世界観は共通しているので
作品ごと愛していただけるのが一番かな
と個人的には思っております。
アニメ史に残る大ブームを巻き起こし、後の作品にも大きな影響を与えた
まだ観たことがないという方にもぜひご覧になっていただきたいです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!